指揮者・オーケストラ・ソリスト紹介

 

 

指揮者      大友直人(群馬交響楽団音楽監督)

桐朋学園大学卒業。指揮を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘各氏に師事。

桐朋学園大学在学中からNHK交響楽団の指揮研究員となり、22歳で楽団推薦により同楽団の指揮でデビュー。

現在、群馬交響楽団音楽監督、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団ミュージックアドバイザーなどを務める。

また、2004年から8年間にわたり、東京文化会館の初代音楽監督を務めた。

2000年に第8回渡邊暁雄音楽基金音楽賞、2008年に第7回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。

 

 

オーケストラ   群馬交響楽団

1945年「高崎市民オーケストラ」が創立、翌年「群馬フィルハーモニーオーケストラ」、1963年に「財団法人群馬交響楽団」と改称して現在に至る。県内各地での演奏活動の展開により、群馬県の文化の象徴として県民から幅広く支持されている。

2001年から日本の音楽界を牽引している団体として、文化庁の「芸術創造活動重点支援事業」支援団体に指定。2003年5月には第400回定期演奏会を迎えるとともに、同年10月にNHKテレビ番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」で楽団の草創期が紹介され、全国から再注目された。全国各地で演奏活動を積極的に行っており、今後さらに音楽文化の発展に貢献することが期待されている。1998年より首席客演指揮者マルティン・トゥルノフスキー氏就任。2013年4月音楽監督に大友直人氏就任。「公益財団法人群馬交響楽団」と改称。

 

 

ソリスト ソプラノ:沢崎恵美(さわざきめぐみ)

洗足学園音楽大学卒業。日本オペラ振興会育成部修了。「サンドリヨン」でオペラデビュー。1991年~渡伊、故A.プロッティに師事。仏作品をF.オジエアスに学ぶ。

日本オペラ協会に「山椒太夫」でデビュー。「死神」「ぉ七」「高野聖」「那須の興一」や「椿姫」「蝶々夫人」「カルメン」等数多くの、オペラ、オペレッタに出演。

 コンサートにも数多く出演。第5回「叱られて」コンクール第1位、清水かつら大賞受賞。

現在、文化庁国内研究員、財団法人地域創造登録アーティスト、日本オペラ協会会員

 

 

ソリスト アルト:牧野真由美(まきのまゆみ)

東京芸術大学卒業。同大学院修了。スイス・ロカルでのマスタークラス「ティチーノ・ムジカ」にてマクダ・オリヴェロ、チャールズ・スペンサーの両氏に師事し、ディプロマを取得。第3回藤沢オペラコンクール奨励賞、第30回イタリア声楽コンコルソ金賞受賞。

小澤征爾指揮・サイトウキネンフェスティバル2003年「ふれあいコンサート」、2006年のアルティ弦楽四重奏団と共演した東京オペラの森・室内楽公演、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮、ザールブリュッケン放送交響楽団ベートーヴェン「第九」など多くのコンサートにソリストとして出演している。

 

 

ソリスト テナー:中鉢聡(ちゅうばちさとし)

東京芸術大学卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第11期修了。1992年ロッシーニ国際オペラコンコルソ入選。平成5年度文化庁芸術家国内研究員。

東京文化会館推薦音楽会オーディション合格。オペラ歌手育成部在学中の1990年秋田県制作の郷土オペラ「ねぶり流し物語」でデビュー、続いてモーツアルト「バステイアンとバステイエンヌ」に出演し、修了公演では「オリー伯爵」のタイトルロールを歌う。1995年「椿姫」のガストンで藤原歌劇団にデビューを飾る。

最近では2012年オペラ「高野聖」2013年「天守物語」に出演。クラシック界に留まらず各分野にて、広く注目を集めている。

 

 

ソリスト バリトン :田島達也(たじまたつや)

群馬県伊勢崎市出身。東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院声楽研究科修了。稲田浩、多田羅迪夫の両氏に師事。大学在学中に浦和市民オペラ公演「椿姫」のグランヴァルでデビュー。芸大のオペラ公演でプッチーニ「ラ・ポエーム」のコッリーネ、ニコライ「ウィンザーの陽気な女房たち」のライヒなどで出演した。

コンサート活動でも、トルコ共和国プレジデンシャル交響楽団日本公演でモーツアルトの「レクイエム」を始めヴェルディ、フォーレの「レクイエム」「メサイア」「戴冠ミサ」、「大阪城1万人の第九コンサート」など各種バリトンソロに出演。

平成3年イタリア声楽コンソルソ金賞、平成4年日伊声楽コンソルソ第1位受賞、平成6年プラシド・ドミンゴ世界オペラコンテストバス部門日本代表。